こんにちは。院長の中村です。

 

今回は、歯肉炎についてお話ししていきます。

歯磨きをしていると歯ぐきから血が出てきたことはありませんか？鏡をよく見ると歯ぐきが赤くなっていたり、ぷくぷく丸くなっているところがないかチェックしてみましょう。

 

歯肉炎予防

歯磨きで汚れがきちんと取れていないと、お口の中では「プラーク」という細菌の仲間たちが、おいしい食べかすや甘い飲み物をエサにどんどん増えていきます。

そして、その細菌により歯ぐきは歯肉炎になり、出血したり赤くなったりしてしまうのですよ。

ご自身の生活で、思いあたるものが無いかチェックしてみましょう。

 

①歯磨きはしているけど、キレイになっているか自信がない。

 

②甘いものが大好きでおやつの時間が決まっていない。

 

③ジュースや炭酸飲料・スポーツドリンクを毎日飲んでいる。

 

 

④上手な歯磨きの仕方がわからない。

 

 

⑤気づくと口で息をしている。（鼻で息ができない口呼吸）

 

 

 

歯肉炎は、早く治療を始めれば早く治すことができます。自分にあった歯磨きの方法を覚えていきましょう。

また、食事は好き嫌いなくバランスよく食べ、ダラダラ食べずに時間と量を決めて食べましょう。

 

まずは

鏡で見てわかる歯肉炎の特徴を覚えておきましょう。

歯肉炎の特徴

・歯ぐきが腫れて丸くなっている。

・歯ぐきから血が出る。

・歯茎が赤い。

 

通常健康な状態の歯周組織は

歯と歯ぐきのすき間もなく、歯ぐきが引き締まっています。

 

 

しかし、歯と歯ぐきの境目に歯垢が溜まり、細菌が出す毒素で歯肉が慢性の炎症を起こし赤く腫れている状態は要注意です。

 

 

 

日本人の場合、１０〜２０代前半で既に６０%の人が歯肉炎にかかっていると言われています。

歯肉炎は、歯周病と呼ばれる歯ぐきの病気の初期段階です。歯周病は強い痛みはなくゆっくり進行しますが、歯肉炎の状態で歯磨きや食生活を改善せずに放置しておくとやがて歯を支えている組織が破壊されてしまいます。今のうちから歯肉炎予防を始めていきましょうね。

もしかしたら、歯肉炎？と思ったら迷わず石神井公園駅前四季デンタルオフィスへ。