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医療コラム

歯茎に出来たおできとは?|石神井公園駅前四季デンタルオフィス|石神井公園駅徒歩1分の歯科

歯茎に出来たおできとは?

こんにちは。院長の中村です。

皆さん、口の中を鏡で見たとき、歯茎にニキビのような出来物ができていたという経験はございませんでしょうか?

 

歯茎にできたおできやニキビのようなものは、多くの場合「フィステル(瘻孔:ろうこう)」と呼ばれます。根の先にたまった膿の出口のことです。フィステルとは正体: 歯の根の先端や歯周病などで生じた膿が、歯茎を破って外へ出ようと作った通り道(排膿孔)。見た目: 歯茎にプクッと膨らんだ白い、または赤っぽいニキビのようなできもの。

痛み: 膿が外に逃げて圧力が下がるため、痛みがないことが多い。そのため見過ごされやすいです。

主な原因根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん): 虫歯の悪化や過去の治療の再感染により、歯の根の先端に膿がたまった状態。

歯周病: 歯周炎が進行し、歯茎の周りで炎症を起こして膿が溜まる場合。歯の根の破折: 歯にヒビや割れが生じ、そこから細菌が入り込む。放置するとどうなるか自然治癒はしない: 膿が出たり引っ込んだりして小さくなることはあっても、根元の原因(細菌感染)が消えない限り治りません。症状の悪化: 放置すると周囲の顎の骨が溶け続け、将来的に抜歯が必要になるリスクが高まります。対処法歯科医院を受診すること: 痛みがなくても、できるだけ早く歯科を受診してください。根本治療: 歯の内部の汚染物質や細菌を取り除く「根管治療」や、必要に応じて外科的な処置が行われます。自己判断で潰したり触ったりせず、専門医の診断を受けましょうね。

 

 

フィステルができる原因として

フィステルができる原因は様々ですが、主に下記の4つが挙げられます。

 

◯虫歯が進行して神経が死んでしまった場合

 

「虫歯を放置していたら痛みが消えた」という経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

 

痛みが消えると虫歯が治ったのではないかと勘違いしてしまいそうですが、痛みが消えるのは虫歯が治ったからではなく、むしろ虫歯が進行して神経まで達し、神経が死んでしまったために痛みを感じなくなってしまったためです。

 

痛みを感じなくなっても虫歯は進行し続けるため、放置していると根の先で炎症が起き、細菌が繁殖してフィステルができたりします。

 

◯歯根が割れている場合(歯根破折)

 

歯根が割れたり折れたりする(歯根破折)と、その破折した部分から細菌が入りフィステルができることがあります。

 

歯根破折は、歯ぎしりや食いしばりといった習慣や転倒などでの外傷により、歯に過度な力が加わってしまうことが原因として挙げられますが、特に神経を取って長期間経過している歯はとても脆くなっていますので、歯根破折を起こしやすい状態になっています。

 

歯根が折れてしまっている場合、放置していると、ほとんどのケースで抜歯となってしまいますので、神経の治療した歯の根元にフィステルができた場合はなるべく早く歯科医院を受診するようにしましょう。

 

 

◯根の治療済みの歯が再感染を起こしてしまった場合

 

一度根の治療を行った歯でも、治療を途中で中断してしまったり、治療がうまくいかずに細菌の取り残しがある場合、のちのちに細菌が増殖して膿が溜まり、フィステルが現れることがあります。

 

根管治療は歯科治療の中でも特に根気と丁寧さが要求される治療。治療期間も長くかかってしまうため、途中で通院をやめてしまったりする方もいらっしゃるかと思いますが、途中で積料をやめてしまうと、治療期間がさらに長くかかってしまうことになりますので、最後まで通うようにしましょう。

 

 

◯歯周病の場合

 

歯周病が進行した場合、その歯周病でできた膿は大抵歯周ポケットから出てくることが多いのですが、歯周ポケットが深かったり歯周ポケットの入り口が閉じてしまったりすると、フィステルができます。

 

歯周病が原因のフィステルの場合、骨や神経に原因があるわけではありませんが、だからと言ってそのまま放置していると根っこの先に溜まった膿の袋は大きくなり、周りの歯の根っこを溶かしたり、歯の神経を死なせてしまうこともありますので注意が必要です。

 

歯周病も、一般的には治療に長い期間がかかってしまう病気ですので、歯周病と認識しつつも歯科医院への通院をためらっていらっしゃる方も多いかと思います。

 

当院では、歯周病専門医による歯周病治療を行っておりますので、気になる症状がある方はお気軽にご相談くださいね。

 

 

つまり、

歯茎にフィステルができた場合、それは歯茎の中で炎症が起きている証拠です。

そして、その炎症の原因となる歯根破折や虫歯などは自然治癒することはなく、むしろ放置することでどんどんと悪化してしまいます。

 

フィステルは痛みなどの症状がなく、フィステルができた場所によってはご自身では気づかないこともありますが、なるべく早く気づいてあげて早期に治療する方が期間も費用も少なくて済みますので、毎日のブラッシングの際には、お口の中にできものができていないかどうか、チェックする習慣をつけましょうね。

 

歯の定期メンテナンスならば石神井公園駅前四季デンタルオフィスへ。

 

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