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医療コラム

高齢になるとどうして歯がなくなるのでしょうか?|石神井公園駅前四季デンタルオフィス|石神井公園駅徒歩1分の歯科

高齢になるとどうして歯がなくなるのでしょうか?

こんにちは。院長の中村です。

 

皆さんご存知ですか?奥歯失う歯周病、どうして高齢になると歯がなくなるのでしょうか?

 一般的には、高齢になると歯が少なくなります。失いやすい歯は、特に奥歯です。 原因として最も多いのが歯周病です。、次に多いのがむし歯となっています。

 

 歯周病は、1ミリグラムに10億個を超える細菌がいる歯垢(プラーク)や、歯石に細菌が生息して、歯茎が炎症し、歯を支える骨が溶ける病気です。

 日本では、15歳以上の人の約50%が歯周病になっていると言われているのですよ。

 

 炎症が起こると、歯と歯茎の境目にできる溝「歯周ポケット」が深くなります。この歯周ポケットの深さが6ミリ以上だと、重度の歯周病つまり歯槽膿漏(のうろう)というです。

 

 なぜ歯周病になってしまうのでしょうか?

 

 

①口の中に興味がない。そうすると、ケアを怠り放置することになります。

②歯の汚れは蓄積されていきます。

その結果、歯周病になります。

 

 

つまり、歯周病は生活習慣病。治療だけで改善しないので、毎日の口腔ケアがとても大切だということです。

 

 歯周病が進行すると、歯周病菌や毒素が血液を経由し全身へ流れ、疾患を引き起こします。

 

歯周病によって起こる病気は、

①アルツハイマー型認知症

②心筋梗塞

③動脈硬化

④脳梗塞

などです。

 

 高齢者が歯を失う原因は他にもあります。

 

 長年持病の薬を服用していると、副作用で口内乾燥が起こることがあり、唾液量が減って、歯周病や虫歯のリスクが上がります。

 加齢により歯茎が下がることでも、虫歯のリスクが上がってしまいます。

 

 

 奥歯を守るポイントには、歯みがきにあります。

 

 奥歯を守るポイントが2つあります。1つ目が『歯ブラシの選び方』、2つ目が『適切なみがき方』です。

 

 まず、歯ブラシの選び方です。ブラシの部分が小さ小回りが利いて、ブラシの根本の部分が薄いものがおすすめです。石神井公園駅前四季デンタルオフィスでもそれぞれの患者様にあった歯ブラシを販売しておりますので、その都度お声掛けしております。

 

 まずは基本のみがき方です。

 

 これは、奥歯に限らずですが、歯の表面、歯と歯茎の境目、歯と歯の間それぞれに、毛先をきちんとあてます。

 歯ブラシの毛先が広がらない程度の軽い力でみがきます。 歯ブラシは、“鉛筆持ち”がいいです。 5ミリから10ミリぐらいの幅で小刻みに動かします。

 

 そして、奥歯のみがき方です。

 

①頬っぺた側の奥歯

口を閉じ気味にします。

「い」の唇になるよう、歯ブラシの柄で口角を軽く引っ張るようにすると、歯ブラシが奥歯まで届きやすくなります。

 

②舌側の奥歯

歯の並びと平行になるように歯ブラシを入れます。

 

③奥の歯の奥の部分

 奥歯は、歯ブラシの先端部分の毛先を使ってみがきます。

 

 歯と歯の間には、フロス。そして、奥歯の奥にテーパードタフトブラシを使っていきます。

 

石神井公園駅前四季デンタルオフィスで、皆さん上級な歯ブラシテクニックを身につけて下さいね。歯のクリーニングとメンテナンスでお待ちしておりますよ。

 

 

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