金属アレルギーだけではなく、銀歯がおすすめではない理由
- 2024年9月16日
- 歯科
こんにちは。院長の中村です。今回は、金属アレルギーだけではなく、銀歯がおすすめではない理由についてご説明致しますね。
銀歯を使用すると、金属アレルギーのほかに以下のような症状を発症するリスクがあります。
脱毛症、冷え性、肌荒れ等々
一見銀歯とは関係ないように思えますが、これらは銀歯治療により発症する可能性がある症状です。
このような健康リスクを抑えるのであれば、銀歯ではなくメタルフリーの材料を使用する必要があります。
歯科治療で銀歯を使用するメリットは次の通りです。
どこの歯科医院でも治療を受けられる
治療費が比較的安い
銀歯は歯科治療で使われる一般的な材料であり、多くの歯科医院で利用しています。最近では、ウクライナの戦争で金属の値段が高騰しており、銀歯の使用がどこのクリニックでも難しい状況となっておりますが、、、。
少し前ぐらいには、銀歯は保険適用となるため、治療費が比較的安く済む点も銀歯治療のメリットです。
ただし銀歯は虫歯が再発しやすい一面もあります。
セラミックなどのメタルフリー素材と比べると隙間ができやすく、細菌が入り込みやすいのです。
一時的には治療費が安く済みますが、再治療が必要になると、追加の費用や時間がかなりかかる可能性があるでしょう。
銀歯治療で「金属アレルギーかも」と思ったら
銀歯治療で金属アレルギーの症状が出た場合、メタルフリーのセラミックなどに変えなければなりません。
セラミックによる治療は保険適用外の自由診療となるため、費用も高額になります。
治療する本数によっては、一度にすべての銀歯をセラミックに変えるのが難しいケースもあるでしょう。
この場合、虫歯が進行している箇所を優先してセラミックに交換し、その後は3ヶ月から半年ごとに1本ずつ交換していくのも一つの方法です。
そうすることで徐々に金属アレルギーのリスクを減らしつつ、治療費の負担を分散できます。
歯科治療のあとにアレルギーのような症状が出た場合、銀歯が原因の金属アレルギーの可能性があります。
銀歯はアレルギーリスクのほかに、虫歯再発のリスクもあります。
保険適用で一時的な治療費は安く済んだとしても、長い目で見ると割高になる可能性があるでしょう。
これから治療するなら、健康リスクが少ないメタルフリー素材の使用がおすすめです。
二次カリエスは、治療の精度が低かったり被せ物や詰め物が劣化したりすることで発症します。
予防するには、口腔ケアの見直しや歯科医院での定期的な検診が効果的です。
また治療技術が高く治療実績の豊富な歯科医院を選ぶことで、二次カリエスのリスクを軽減できるでしょう。
予防歯科や審美治療を得意とする当院であれば、患者様の症状や要望に合わせた歯科治療が可能です。
虫歯や二次カリエスに関するお悩み、セラミックなどのメタルフリー素材を使った治療に関する疑問やお悩みがあれば、
石神井公園駅前四季デンタルオフィスにご相談ください。
当院では、患者様の症状に合わせた最適な治療法をご提案いたします。