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医療コラム

良い矯正医を選ぶときの目安って、?|石神井公園駅前四季デンタルオフィス|石神井公園駅徒歩1分の歯科

良い矯正医を選ぶときの目安って、?

こんにちは。院長の中村です。

矯正医を選ぶときの目安って?についてお答え致します。

 

矯正知識に精通した歯科医師を選ぶときには、「指導医かどうか」ということがひとつの目安になります。

学会による厳しい基準をクリアしているため、技術と知識量に対し保証がされています。

2022年現在、全国に矯正認定医は2730名、矯正指導医は511名とかなり少ない数字となっております。

 

もちろん、認定医でも勉強熱心な腕のよい歯科医師も多く存在します。

 

矯正治療は、軌道から外れたら加速度的にゴールから離れていきます。だからこそ、細かい軌道修正が必須です。

他の⻭科医院でカウンセリングをする際に、 「どうしてこのように⻭が動いていくか?」 あなたがこの質問をして、しっかりと答えられる⻭科医師は相当少ないはずです。

また、日本矯正⻭科学会の「矯正指導医」(12 年以上矯正診療に専従し、その間に矯正認定医の育成や矯正歯科診療に指導的役割を果たし、学会の行う検定審査に合格した人に与えられる資格 )でもあります。

矯正治療で起こりえる主なトラブルとして、

 

⻭並びが治らない

治療期間が延びる

奥⻭が噛まない

⻭茎が下がってしまう

これらは、治療計画と実際の口腔内の違いを来院時に見ていれば分かるはずですが、分かったとしても矯正専門の理論が分からないと軌道修正はできません。

矯正治療で一番難しい「治療計画」の部分を工場側が設計してくれるということで、安易に始める⻭科医師が多いのですが、

矯正治療は、今も昔も簡単ではありません。 

 

「日本矯正歯科学会認定医」「日本矯正歯科学会指導医」について

「公益社団法人日本矯正歯科学会」は、矯正歯科医療の水準の維持と向上を図り、適切な医療を提供するため、認 定医・指導医・臨床指導医(旧専門医)制度を設けています。検定試験や論文発表などの厳正な審査に合格し、矯正治療の適切かつ十分な学識と経験を もつと認められた歯科医師のみに与えられる資格です。

 

 

▽「日本矯正歯科学会認定医」とは

 

 

◦資格取得の条件

学会認定委員会の審査に合格する。

歯科医師免許を取得し、その後5年以上学会会員である。

学会指定研修機関での基本研修修了後、その期間を含めて5年以上臨床研修を修了しているか、同等の学識や経験を有すると判断される。

学会の認めた刊行物で矯正歯科臨床に関連する論文を発表している。など

 

◦資格保持の条件

5年ごとに認定の更新を行なう。

資格取得または更新後5年以内に所定の研修ポイントを獲得し、学会が認めた刊行物または学術集会で矯正歯科臨床に直接関係する報告を行なう。 など

 

▽認定医より更に難しい「日本矯正歯科学会指導医」とは

 

 

◦資格取得の条件

学会認定委員会の審査に合格する。

申請時点において基本研修機関に常勤している。

12 年以上の学会会員である。

12 年以上矯正歯科の臨床、教育、研究に専従している。

認定医である。など

 

◦資格保持の条件

5年ごとに認定の更新を行なう。

資格取得または更新後5年以内に指導者講習会に出席したうえ、所定の研修ポイントを獲得し、学会が認めた刊行物への筆頭者として論文一編の掲載、 または認定医更新基準を満たす3 症例を展示し審査に合格する。など 詳しくは、「公益社団法人日本矯正歯科学会認定医制度規則」をご覧ください。

 

 

 

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