良い入れ歯とは?
- 2023年1月9日
- 歯科
こんにちは。院長の中村です。
今回は、良い入れ歯とは、どのような入れ歯なのでしょうか?についてご説明致します。
マイクロスコープや歯科用CT、超音波スケーラーなど、歯科の機器は進化していますが、それらの先進機器を使うことで良い入れ歯ができるわけではありません。入れ歯というのは非常に職人的な仕事です。例えば型を採る時は、顎の筋肉やお口の粘膜の厚み、圧力、歯並びなど、いろいろな要素を全部加味しながら行います。ですから、型を採れば誰でも同じ入れ歯ができるというわけではないです。また、次の工程をお任せする技工士さんの腕も重要です。近年、大学で入れ歯を学ぶ機会が減っていますが、私が学生の時は自分で技工し入れ歯を作製していました。自分でできるからこそ、技工士さんに対して的確に指示を出すことができると考えています。大きすぎず、小さすぎず、見た目も不自然でない、お口の中で調和が取れている良い入れ歯を見極めるには経験が大切だと思います。
かぶせ物や義歯を入れる前の歯周治療や根管治療を重視し、時間をかけて丁寧な治療を行っています。患者様の生活環境や習慣をヒアリングしながら、虫歯・歯周病が再発しないようクリーニングに注力しています。そのため、治療後も定期的なメンテナンスに通っていただきます。当院のコンセプトは「おいしく食べていきいき笑顔」をモットーにしております。