当院の精密根管治療
- 2023年11月20日
- 根管治療
こんにちは。院長の中村です。
自分の歯を抜かずに残す
精密根管治療についてご説明致しますね。
当院では、虫歯治療からインプラント、矯正治療などに至るまで、すべての分野において高いレベルで総合的な治療を行っています。その中でも、特に力を入れて取り組んでいるのが根管治療です。
根管治療
根管治療とは
根管治療とは、歯を抜かずに保存するするため、歯の内部にある歯髄(しずい、歯神経)の部分の治療を指します。
虫歯が深く大きくなると、歯が冷たいものや熱いものでしみたり、痛みを生じるようになります。このような症状を取り除くためには、歯の内部の歯髄を取り除く必要があります。つまり、根管治療は虫歯治療の延長線上にあり、歯科治療の中でもかなり頻度が高い治療です。 歯科治療の多くは、一般の方が考えているよりも遥かに難しい治療ですが、特にこの根管治療は歯科治療の中でも最も難しい治療なのです。
このため、相当のトレーニングを積んだ歯科医師でないと、根管治療を完全に行うことは出来ません。ですから、本来は安易に受けるべき治療ではないのです。
日本の健康保険制度での評価(診療報酬)は治療の内容(質)を問わない出来高払いであり、短時間で患者様を多く治療することで経営が成り立つシステムとなっています。
特にこの根管治療の評価は著しく低く、きちんとした治療をすればするほど赤字になるという大きな問題を抱えています。これでは、きちんと治療が出来る、またきちんとした治療をしようと志す歯科医師がいなくなってしまうのは当然です。
石神井公園駅前四季デンタルオフィスの根管治療の特徴
当院では、このような妥協した治療とは一線を画した正当な治療を行い、ご自身の歯を抜歯せずに出来るだけ長く持たせたい、また根尖病巣などの再発率の低い治療を受けたいと真剣に考える方に寄り添った治療をご提案いたします。
精密な根管治療が提供できる理由
根管治療は非常に繊細な治療で、歯科治療の中で最も難しい治療です。したがって、治療時には常に極度の緊張を強いられます。歯の保険診療は、診療報酬が極めて低く抑えられているため、少ない時間で多くの患者様を治療することで経営が成り立っています。同時に何人もの患者様を並行して診療するのはこのためです。
しかしながら、複数の患者様を同時に診療するとなれば、ひとつの治療に集中することが出来ず治療の質は必然的に低下します。また、衛生管理上にも問題があります。
石神井公園駅前四季デンタルオフィスでは、無痛で精密な治療をするために、患者様お一人お一人に十分な治療時間を確保し、並行診療はしません。仮に1時間必要な処置の場合、15分の治療を4回行うよりも、1時間の治療を1回行った方が遥かに精度の高い治療が可能です。1回の治療時間を十分にとれば、治療の回数や期間は少なくなります。
また、すべての治療時に必ずサージカルルーペ(拡大鏡)を使用しています。口腔内は非常に狭くて暗く、特に臼歯部(奥歯)は見えにくいため、裸眼では精密な治療は困難です。当院ではより難易度の高い治療を可能にします。
そして、最終的に精密な治療を行えるか否かは、歯科医師としてきちんとしたトレーニングを積んできたかどうか、そして歯科医師として高いモラルを備えているかどうかにかかっています。
当院では、歯を長く良い状態で持たせるために、すべての症例において妥協を排した最善の治療を心がけています。