審美歯科治療について
- 2023年3月29日
- 歯科
こんにちは。院長の中村です。
当院の最新審美歯科治療についてご説明致します。
当院では、徹底して美しさにこだわった最新技術による審美歯科治療をおこなっており、ハイレベルの治療を希望される患者様に高いご支持をいただいています。
以前にセラミック治療(差し歯)をしたけれど、仕上がりに不満がありやり直したい
人前に出たりお顔を撮られるお仕事をしているので、できるだけ自然で美しい歯にしたい
TVで見るようなモデルさんや有名人のような高品質の審美治療をしたい
透明感のある自然な歯
最新のセラミック治療では、本物の歯と区別がつかないほど自然で、さらに美しい口元を作ることができます。
徹底的に美しい仕上がりにこだわる
美しい歯の条件は、「透明感」「色」「形」「歯肉との境目」の4つです。
それぞれについて、当院のこだわりをご紹介しましょう。
●透明感
自然に見えるためには、セラミック歯の透明感が必要です。
そのためには、裏側に金属を使用していないオールセラミックをお薦めします。(金属の裏打ちをしたものは、「メタルボンドセラミック」といいます)
オールセラミックとメタルボンドでは、特に外光の下での透明感が大きく違います。
当院で使用している「ジルコニアセラミック」は、人工ダイヤモンドとして装飾品に使われるキュービックジルコニアと同等の素材で、とても透明感のある美しい歯に仕上がります。
前歯:ジルコニアセラミック
奥歯:ジルコニアセラミック
ジルコニアセラミックは、天然歯のように光を透過します。
●色
セラミック歯は、単色で作成しても自然な歯には見えません。
1本の歯の中にも色の濃淡があり、質感を得るためには何層にも盛って深みを出す必要があります。
当院連携技工所では、約100種類のセラミックパウダーを使用して、それぞれの患者様の歯に合わせて調合し、限りなく自然な歯の色を作ります。
セラミックパウダー1セラミックパウダー2焼付け
歯の色調に合わせて何種類ものセラミックパウダーを調合する
●形 (外形と表面の凹凸)
歯の形はとても重要です。
セラミック治療をされた方で、稀に真っ白で四角い獅子舞の歯のような歯列がガッチリ並んでいるのを見ることがありますが、これではせっかく審美治療をしても台無しです。
元々歯並びや歯の形にご不満があってセラミック審美治療をされる方が殆どですから、難点がある中でいかに自然でバランスがとれた形に仕上げるかは歯科医師の腕のみせどころです。
①歯の形を入念にデザイン
当院では、歯の形についても患者様と話し合い、デッサンを描いて見ていただくなど、ご満足いただけるまで十分検討してからセラミック歯の制作をおこないます。
②歯の表面に自然な凹凸を作ります。
また、歯の外形だけでなく表面の形状も大切です。天然の歯の表面は、よく見ると縦縞のようにわずかにミゾがついており、表面がまったくの平らな人工歯では不自然に見えてしまいます。
当院では、セラミック歯の表面に自然に見える凹凸を施すなど、徹底的にこだわって限りなく天然の歯に近いセラミック歯を作ります。
③手書きメモ
<カウンセリング時に使用した口腔内写真と歯科 医師の手書きメモ>
患者様のご希望を詳しく伺いながら口元をデザインしてゆきます。
●表面にミゾを施し歯の表面に自然な凹凸をつけ自然に仕上げます
歯肉との境目
意外に目につくのが歯肉との境目です。境目が黒ずんでいたり、不自然に見えることを気にされて、差し歯のやり替えを希望される方も多くいらっしゃいます。
裏側に金属を使用した人工歯(メタルボンドセラミック)では、歯肉がやせてきた場合などに根元部分の金属が露出して黒く見えたり、金属イオンの影響で歯肉が黒ずむ場合がありますので、金属を使用しないオールセラミックをお薦めします。
メタルボンドからオールセラミックに替えることで、歯肉の黒ずみや境目の黒ずみは解消でき、また黒ずみだけでなく、歯自体も透明感のある自然な歯に仕上がります。
当院では、歯の土台にも色が透けない素材(ファイバーコア)を使用しています。グラスファイバーを束ねた素材なので、強度がありながら、金属製の土台のように色が透けて見えることがありません。
根元部分の金属が露出して黒く
患者様により3ヶ月・6ヶ月・1年に1回、定期検診にいらしていただき、セラミック歯をずっと使用いただけるようメンテナンスをおこなっています。