口内炎の治し方
- 2023年5月13日
- 歯科
こんにちは。院長の中村です。
今回は口内炎の治し方についてご説明致します。
「口内炎」とは、口の粘膜に起こる炎症の総称です。口内炎ができるとヒリヒリした痛みや不快感が続くので、食事や会話も楽しめなくなりますよね。
口内炎は、口の中を噛んでしまったり、熱い飲み物による火傷(やけど)といった傷が原因でできることもありますが、多くは、疲労やストレスによって免疫力が低下することで起こります。そのため、「口内炎は体の不調を知らせるサイン」とも言われます。
春先は、「春バテ」という症状があるように、寒暖差や新生活によるストレスで心身ともに疲れやすい時期です。疲れた体をしっかりとケアすることが、口内炎の予防にも、悪化させないことにもつながりますよ。
口内炎対策の基本はまず生活習慣の見直しから
口内炎ができてしまったら、まずは当院処方の軟膏をしっかり塗りましょう。それから、免疫力を回復させるために睡眠や食事といった生活習慣を見直しましょう。
睡眠は、眠る時間よりも、ぐっすり眠れたかどうかという「睡眠の質」を意識して。質のよい睡眠を取るためには、体内時計が正しく機能するように規則正しい生活を心掛けるのが基本です。夜はぬるめのお湯にゆったりと浸かるなど、リラックスして眠れる環境を整えましょうね。
そして食事は、栄養バランスのよいメニューを選びましょう。辛い料理や熱々の料理など、刺激の強いものは控え、胃に負担をかけないためによく噛んで食べることも大切です。痛みで噛みづらいなら、シチューやスープなど、食べやすくて栄養が取れるメニューを取り入れてみてくださいね。
口内炎を早く治したいときは、皮膚や粘膜を保護する働きがあるビタミンB群を取るのもおすすめです。うなぎやレバー肉、青魚、納豆などの食材はビタミンB群が豊富です。または、毎日の食生活に上手に取り入れて、口内炎の予防やケアに役立てましょうね。口内炎にはちみつという昔ながらの教えもありますが、ハチミツも有効的ですよ。甘くておいしいはちみつなら、気軽に口内炎のケアができそうですよね。生活習慣の見直しと、栄養ををとって口内炎も疲れも同時に対策しましょうね。
ハチミツの使い方としては、
1日に3回くらい口内炎に直接塗るのがおすすめです。塗り方は、はちみつが清潔な状態で口内炎に届くのなら、スプーンや綿棒で塗っても大丈夫。塗った後、口の中に残ったはちみつは吐き出さずに飲み込むとよいです!
はちみつには皮膚や粘膜の健康維持と再生に役立つビタミンB2などの栄養成分が含まれているので、塗った後のはちみつは飲み込むのがおすすめ。
そしてしっかり歯磨きしましょうね。
石神井公園駅前四季デンタルオフィスでお待ちしております。