ラバーダム防湿って何?
こんにちは。院長の中村です。
虫歯治療と根管治療にラバーダム防湿とは?
そもそもラバーダム防湿って何?
虫歯の治療に於いて最も重要なことの一つはバクテリアやカビが多く潜む唾液から歯を守る環境を作るということです。そして、ドライな環境を作ることです。
歯は無機質であるエナメル質で覆われている。エナメル質は皮膚と同じ外表であり体でもとも固い組織である。しかしその内部は有機質であるコラーゲンから出来た象牙質、そして赤血球も出入りする歯髄(歯の神経)からで来ています。象牙質には無数の細い管もある。エナメル質の内側は体の臓器や血管筋肉と同じ内部と言えます。
体の内部である象牙質や歯髄にバクテリアやカビが感染した場合は長期的な良好な予後は得られない可能性が高いのです。唾液は細菌学的には汚れた河川と同じようで細菌やカビが多く潜んでいます。
また、接着作業を行う際はぬれた状態ではなく乾いた状態が必要です。ぬれた状態では薬の作用や接着作業がうまくいきません。
その環境を作る最も適したものがラバーダム防湿法なのです。
虫歯の治療にラバーダム防湿!
歯科治療には必須の基本術式です。
ラバーダム防湿法は術野(歯)を隔離し明確に露出させ、清潔で乾いた環境で作業が出来る歯科治療の基本となります。
結果的に治療に至った歯を長期的に長持ちさせるということのなるのですよ。
石神井公園駅前四季デンタルオフィスでは、ダイレクトボンディングや根管治療の症例では、ラバーダム防湿をしております。
歯のことで困ったら石神井公園駅前四季デンタルオフィスへ。