ヘッダー画像

医療コラム

インプラント矯正についてご紹介|石神井公園駅前四季デンタルオフィス|石神井公園駅徒歩1分の歯科

インプラント矯正についてご紹介

こんにちは。院長の中村です。

 

 

今回は、インプラント矯正についてご紹介します。 

 

インプラント矯正とインプラント治療はまったくの別物

インプラントといえば、虫歯などで失った歯のかわりに人口の歯の根を埋める「インプラント治療」を想像する人が多いのではないでしょうか? 

 

インプラントとは体の中に入れる医療機器や材料の総称なのです。有名なところでは人口の関節や美容のためのシリコンがありますが、これもインプラントの一種です。その他では心臓ペースメーカーもインプラントです。

 

人工の歯の根を埋める治療は、正確には「歯科インプラント」と呼ばれています。

 

今回紹介するインプラント矯正というのは歯科インプラントと誤解されやすいのですが、実際の治療内容についてはまったく違います。インプラント矯正はその名の通り、インプラントを活用した「矯正治療」のことです。

 

いままでの矯正と大きく変わる? インプラント矯正とは

インプラント矯正は小さなネジを歯肉下の骨に埋め込み、歯を動かして整えていくときの固定場所(アンカー)として使用する方法の矯正治療です。

 

歯科インプラントで使用するインプラント体のように大きなものではなく、直径約2㎜、長さ約10㎜のチタン合金製の非常に小さなネジを使用します。

これを軸として固定することができるので、一般的な矯正治療と比較しても大きく歯を動かすことが可能です。また比較的短期間で矯正を行なうことが可能となります。

 

矯正用のアンカーの埋入は1本につき10分程度とかなりの短時間で完了します。大掛かりな手術は必要ありませんが局所麻酔はすることになります。矯正が終わり次第、インプラント自体は取り外します。

 

金具が表から見えない裏側矯正とインプラント矯正を併用することも可能です。「金具が見えない」、「期間が短い」と一挙両得の矯正方法と言えます。

 

どんなリスクがある? インプラント矯正のデメリットは?

歯磨きが上手くできていないと、矯正用のインプラントにもプラークと呼ばれる歯垢が付着して細菌繁殖で感染を起こしてしまうことがあります。

これによって歯肉が腫れたり出血することもありますので、インプラントの周辺は清潔に保つように注意する必要があります。

 

また治療中にインプラントが外れてしまうことも稀にありますが、その際には別の場所にインプラントを埋めることで解決できます。

TOPへ戻る