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医療コラム

予防歯科は何のためにするのでしょう?|石神井公園駅前四季デンタルオフィス|石神井公園駅徒歩1分の歯科

予防歯科は何のためにするのでしょう?

こんにちは。院長の中村です。

 

予防歯科は何のためにするのでしょう?

更に

1本の歯の価値について考えてみましょう!

 

予防歯科について考える前にまず予防歯科で守るべき歯1本1本の価値について考えてみましょう。

私たちが普段食事をするのに何気なく使っている歯はいったいどのくらいの価値があるのでしょうか。

歯は痛みがあれば治療してもらって何かつめる、それでも治らなければまあ1本ぐらい抜歯しても、と考えている方もいるかもしれません。

 

歯は削ったり、抜いたりしても仕方ない、消耗品なのでしょうか?

たしかに削った部分の歯は人工的な材料で補填し、歯を失った部分に関しては入れ歯やブリッジ、インプラントを入れれば噛めるようにはなるかもしれません。

しかし、失った歯そのものはもう二度と戻ってこないのです。

また、最近の研究では、咀嚼した時に自分の歯から伝わる刺激が脳を活性化することがわかっており、歯が残っている人とそうでない人とでは認知症になる確率にも違いが見られるということもわかってきています。

 

歯が1本でも多く健全に残っていることは非常に価値があることなのです。

日本では東京地裁の判決で、歯1本に対して150万円の価値があると判断しました。

“歯1本 150万円” です。(大人の歯合計28本なので総額だいたい4200万円)

一方、歯の治療費が高額なアメリカで歯の資産価値についてのアンケート調査を行い、「あなたの1本の歯の値段はいくらですか?」と尋ねたところ、一番多かった回答が日本円に換算してだいたい1本500万円、中には1本数千万の回答もあったそうです。全体で総額1億4000万円の価値ということになりますね。

 

治療の面から考えても歯を1本失ってインプラントやセラミックのブリッジ(歯3本分)で治療すると40~50万円ぐらいの費用がかかる上、治療に通う肉体的、精神的負担も含めて考えると、歯1本につき150万円の価値は充分あると思って間違いないのではないのでしょうか。

これはあくまで一つの物差しですが、歯は全身の健康を支える大切な身体の一部分であり大切にしなければいけないのは言うまでもありません。ほっておくと気づかないうちに虫歯や歯周病に侵され、治療が必要になったり、最悪の場合抜かなければなりません。

 

歯は削ったり失ったりしたら一生元に戻りません。

そうならないためにも、セルフケア(ご自身の日々のメインテナンス)とプロケア(再発防止を考えた治療と定期メインテナンス)の両方向から予防歯科に努めることが、ご自分の歯で長く健康的に過ごしていただくために重要なのです。

つまり、“痛くなった時や、何か困ったことがあった時だけ行く”というようなイメージがある歯科医院へは、そうでない健康な時から通うことにこそ真の意味があるのです。

 

 

 

では予防歯科とは具体的に何をするのでしょう?

予防歯科では、虫歯や歯周病を未然に防ぎ、歯やお口の中を健康に保つためにメインテナンスを行っていきます。

メインテナンスには普段ご自身で行うセルフケアと、国家資格を持った歯磨きのプロである歯科衛生士が行うプロケアがあります。

どちらか一方だけをしていればいいのではなく、どちらも適切に行うことが大切です。

3ヶ月に1回プロケアを行ったとして、プロケアを受けることができるのは1年で4日間。それ以外の361日はセルフケアを行うことで、ご自身で自分の口腔内の健康を保たなければなりません。毎日しっかりと磨いているつもりでも、また、どんなにきれいに磨いている方でも、歯と歯の間や歯ぐきの溝、奥歯の噛み合わせの溝などの汚れは、セルフケアで完全に除去することはできません。そのため、毎日歯みがきをしていても虫歯になってしまうことがあるのです。徹底的にお口の中の汚れを除去できるのが、プロフェッショナルケアです。

まずは日々のセルフケアが適切に行えているか、どこが自分のセルフケアの弱点なのか、しっかりと検査し、現状を把握してセルフケアをより良いものにしていきましょう。

そして定期的にプロにチェックしてもらい、抜けているところはないか確認し、普段ご自身でなかなか手が届きにくい部分をきれいにしていきましょう。

 

また、実は親知らず抜歯や、不適合な補綴物(詰めものや被せもの)をやりかえることも広義の意味で予防歯科に含まれています。

不適切な位置に生えてきてしまった親知らずをそのままにしておくと、隣り合った歯との間に虫歯ができてしまったり、前の歯の根がとけてしまったり、骨がとけてしまうことがあります。

不適合な歯になっていない補綴物をそのままにしておくと、隙間から細菌が入り込みやすくなり、二次虫歯(一度虫歯の治療をした部分がもう一度虫歯になってしまうこと)になりやすくなったり、細菌が蓄積しやすいことで歯周病になるリスクが高くなったりしてしまいます。

お口の中を細菌が溜まりにくい環境に整えることもかなり重要なことなのです。

 

歯科で行うプロフェッショナルケア

プロフェショナルケアでは歯垢や歯石の除去をはじめ、口腔内診査、歯みがき指導などを行います。

 

PMTC

 

PMTC(プロによるクリーニング)

 

PMTCとは、専門家が専用の機器を使用して歯を磨き上げる(Professional Mechanical Tooth Cleaning)という意味の略称です。毎日の歯みがきでは落ちない歯の汚れやバイオフィルムを、予防ケアのプロである歯科医師や歯科衛生士が、専門の器具と専用のペーストを用いて、歯面とその周辺の歯周組織から徹底的に除去していきます。このクリーニングによって、汚れの再付着の予防も期待できます。

 

スケーリング

 

スケーリング(歯石取り)

 

歯石は歯垢(プラーク)が石灰化してできた硬い塊で、歯みがきなどの通常のセルフケアでは除去できません。歯科ではスケーラーという専用の器具を使用して、歯の表面や歯周ポケット(歯と歯ぐきの隙間)内にある歯垢や歯石を徹底的に除去します。このスケーリングは、初期の歯周病(歯肉炎)を改善する治療としても行います。

 

 

 

エアフロー

 

エアフローは歯のこびりついた汚れをしっかり落としていく、歯専用のクリーニング機器です。エアフローではまず歯垢を薬液で染めます。歯垢は付着した時期によって染まる色の濃さが違ってきますので、普段、歯みがきができていない部分やバイオフィルムがあるところがはっきり認識できます。そうした部分を中心に、小さな粒子を吹き付けながらジェット流水で同時に洗い流し、こびりついた歯垢や汚れをしっかり取り除いていきます。ブリッジの下や被せもの、インプラントまわりの汚れなどもスッキリ落とすことができます。

粒子はパウダー状なので、歯に優しくダメージを与えません。エアフローを行ったあとは、歯の表面がツルツルします。歯垢や歯石、バイオフィルムなどの再付着も防ぎ、虫歯や歯周病などのリスクを低減できます。

 

 

 

フッ素塗布

 

フッ素塗布は小児歯科専用と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、成人の虫歯予防にも効果的です。フッ素(フッ化物)にはその科学的特性から、「初期の虫歯を治す」「歯のエナメル質を強くする」「虫歯菌の活動を抑える」という効果が期待できます。定期的なフッ素塗布で歯をコーティングすることによって、虫歯を予防します。定期的に行うことが理想ですよ。

 

石神井公園駅前四季デンタルオフィスで定期的にクリーニングしましょう。お待ちしております。

 

 

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