高齢者における体重減少について歯との関連性
- 2026年1月21日
- 歯科
こんにちは。院長の中村です。
ご存知ですか?
高齢者における体重減少は、死亡リスクの上昇につながる重要な健康問題の一つです。歯を失うと咀嚼能力が低下し、栄養摂取に影響します。歯科医療では歯を失った人に対して、入れ歯やブリッジなどの補綴治療を行うことで、咀嚼能力を含めた口腔機能の改善を行っていますが、そのような補綴治療が栄養状態に与える長期的な効果については、これまで明らかにされてきませんでした。
大学の研究で、65歳以上の地域在住高齢者、約5万3千人を対象に、歯の本数と3年間での10%以上の体重減少との関連が入れ歯・ブリッジの使用によって異なるかどうかを明らかにしました。その結果、歯が20本以上の人に比べて歯が19本以下の人では、体重減少のリスクが入れ歯・ブリッジを使っていない場合は約1.41倍高いことが明らかとなりました。しかし、入れ歯・ブリッジを使っている場合はそのリスクは約1.26倍となり、歯が19本以下の人でも入れ歯・ブリッジを使っていることによって体重減少のリスクが約37%減少することも明らかになりました。
この研究結果から、歯を失った人でも、入れ歯やブリッジなどの適切な歯科治療を受けることによって、その後の体重減少といった健康状態の悪化を予防できる可能性が示されました。
なくなった歯のまま放置しないで入れ歯、ブリッジ、インプラントを入れることで健康維持につながりますよ。
歯のご相談ならば石神井公園駅前四季デンタルオフィスへ。