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医療コラム

入れ歯の相談でよくあるご質問|石神井公園駅前四季デンタルオフィス|石神井公園駅徒歩1分の歯科

入れ歯の相談でよくあるご質問

こんにちは。院長の中村です。

今回は、入れ歯の相談でよくあるご質問について一つ一つお答えしていきますね。

ここでは入れ歯治療に関するよくあるご質問をご紹介します。どうぞ参考にしてください。

 

 

●まずは一般的な保険の入れ歯と自費診療の入れ歯の違い

 

 

保険の入れ歯は、使用できる材料や診療費が決まっています。制限がある中で入れ歯を作っていくため、その過程でひずみが大きくなってしまい、完成したときに歯科医院での調整に時間がかかることがあります。

 

一方、自費診療の入れ歯は、使用する材料や診療費が決まっていません。全ての工程を丁寧に作るため完成に時間はかかりますが、その分ひずみを最小限に抑えて精密に作ることが可能です。なお、金属を加工する作業は非常に難しく、薄くて丈夫な入れ歯を製作できます。

 

●保険の入れ歯よりも自費(保険外)の入れ歯の方が、よく噛めるのかどうか?

保険治療は「最低限の医療を提供する」ことが目的のため、国が決めた細かいルールに従って治療しなければならず、ルールを超えた治療はできません。さまざまな面で制限されるため、患者様に最適な治療法を選べなかったり、最新の素材を使えなかったりします。

 

一方、自費の入れ歯はこうした制限がありません。患者様の症状に合わせた治療法を選択し、シリコーンや金属など最新の素材を使って治療することができます。そのため、保険の入れ歯に比べて、噛みやすかったり、痛みが少なかったり、目立たない入れ歯をお作りできるケースが多いのです。

 

しかしながら、自費の入れ歯なら必ずすぐに噛めるようになるとは限りません。残っている歯や歯ぐきの状態、今までの入れ歯の扱い方、メインテナンスをしていたかどうかによっては、入れ歯で噛めるようになるためのリハビリが必要になるからです。

 

当院では、仮にすぐに噛めなかったとしても、自費でお作りした入れ歯を調整しながら噛めるようにしていきます。患者様と二人三脚で入れ歯を育てていくことで、噛めるようにしていくのです。自費の入れ歯ができあがった後も当院がしっかりサポートしますのでご安心くださいませ。

 

●金属アレルギーがあるのですが、金属を使わない入れ歯にできますか?

金属を使わない入れ歯の場合、強度が弱くなる傾向にあるので、割れたり違和感が出たりすることがあります。

 

金属アレルギーの方は検査が必要です。当院は東京医科歯科大学に検査を依頼。アレルゲンを特定し、治療で用いる金属が問題ないか確認します。

 

 

 

●入れ歯はどのくらいの期間で完成しますか?

入れ歯のみでしたら診療回数は5~6回で、予約間隔は約2週間です。ただし残っている歯の状態によっては、作る前の準備に時間がかかる可能性があります。

 

また製作が難しい入れ歯の場合、入れ歯をお渡しした後に何度も調整が必要になることがあります。

 

入れ歯でも定期検診は必要ですか?

入れ歯は物・道具です。そのため、特に痛みなどの問題がないと感じる場合も、車等のように定期的なメインテナンスが必要となります。

 

定期検診を行っていても、残っている歯や入れ歯にトラブルが起きる可能性はあります。しかしメインテナンスをしていないと、入れ歯の修理や調整などが難しくなるケースがありますのでご注意ください。

 

●新しい入れ歯を作っている間は、入れ歯なしで生活しなければいけないのでしょうか?

他に入れ歯を持っていない場合、新しい入れ歯ができるまでお待ちいただいています。どうしても早く入れ歯を手に入れたい方は、別途ご相談ください。

 

入れ歯の寿命はどれくらいですか?

入れ歯を作り替える原因は、残っている歯の変化(虫歯や抜歯)、紛失、落としたりぶつけたりなどの不適切な入れ歯の扱いなどです。また、噛む力が非常に強い場合、入れ歯が割れてしまう恐れもあります。

 

しかし、噛む力が強いと事前に分かっていれば、金属などを用いて補強し、入れ歯の破損を回避することが可能です。

 

寝るときは入れ歯をつけたままでも大丈夫ですか?

一般的に、就寝時に入れ歯を外すほうが良いと言われています。これは、残っている歯への影響が少なくなるからです。

 

ただし歯の数や位置によっては、入れ歯を装着していたほうが良いケースもあります。衛生面や入れ歯の破損防止の観点から、日中に使用する入れ歯とは別に夜間用の入れ歯を作ることをおすすめします。

 

 

 

●入れ歯とブリッジはどちらが良いのでしょうか?

残っている歯の状態や失った歯の本数によります。

 

ブリッジは設計上、適応できる症例が限られています。しかし入れ歯は、歯が1本だけない方から14本分ない方まで、さまざまな状態に対応することが可能です。

 

●入れ歯にするかインプラントにするか迷っています。どちらが良いのでしょうか?

 

人によって適している治療法は異なり、残っている歯やあご・お体の状態によっては、入れ歯とインプラント以外のほうが良いケースもあります。

 

いずれにしてもメリット・デメリットがありますので、綿密に検討・相談いただいた上で治療方針を決定することが大切です。場合によっては、入れ歯とインプラントを組み合わせた治療法が適している可能性もございます。

 

 

 

 

歯学博士でもある入れ歯の名医

30年以上の入れ歯治療経験

一流歯科技工士が入れ歯製作

 

 

 

現在は以下の3つをモットーに、日々の診療に取り組んでいます。

 

丁寧な治療をする

患者様にきちんと説明する

相談しやすい雰囲気を作る

大学院では噛み合わせ分野で研究を重ね、歯学博士の学位を取得しました。他では学べない、咬合理論に関する専門的な知識を深めたい。大学院生だった私はそう考え、補綴科(ほてつか)という学問について勉強。その後、東京医科歯科大学歯学部附属病院の補綴科外来の診療科で、歯科治療や入れ歯治療を行ってきました。

 

日中は臨床の現場で診療しながら、歯学部に通う研修医や留学生の教育を実施。そして夜は、歯科治療や入れ歯治療を専門とする研究室で、噛み合わせなどに関するさまざまな研究に携わりました。卒後多くの知識と経験を積み重ねて現在に至ります。

 

入れ歯は物であり、リハビリの道具です。長く使用するほど作り替えるのが難しくなります。過去に使っていた思い入れの強いものには絶対に勝てないでしょう。だからこそ当院は、入れ歯を装着した後に歯が1~2本抜けたとしても、修理して長くお使いいただける入れ歯作りに努めています。また、入れ歯の支えとなる歯を治療する場合、入れ歯の形態を付与して冠を被せる工夫を行っています。そうすることで噛む力を分散でき、装置が固定しやすくなるからです。

 

入れ歯作りの際、型にはまった設計はいたしません。それぞれのお口の状態に合わせて、掃除がしやすく汚れが付きにくい入れ歯を製作。「取り外しが苦手」「麻痺が残っている」など、お一人おひとりの特徴や症状に応じて個別に対応しています。

 

治療において、抜歯しないことが良い方法というわけではありません。また入れ歯が痛まないことが、治療がうまくいっている指標でもありません。そういったことを考慮しながら、歯のコンディションが同じ方でも世代や年代、お体の状態によって治療方針を変えています。

 

現状より歯が悪化して食事するのが困難になった。このような事態を避けるために、歯を失った原因を検討した上で歯科技工士と密に連絡を取りながら、一つひとつ丁寧に入れ歯をお作りします。その結果、治療当初は不安そうな表情をしていた患者様が、当院での治療を経て嬉しそうな表情に。笑顔で来院される姿をお見掛けすると、とても嬉しく感じます。

 

インプラントと入れ歯、どちらが良いかお悩みの方はぜひご相談ください。「歯を残したい」「しっかりと噛めるようになりたい」などのご希望を丁寧に伺い、お一人おひとりに合った長持ちする入れ歯と、健康につながる歯科治療をご提案いたします。また、「インプラントにしないと駄目」「歯を抜かないといけない」と言われた経験がある方も大丈夫です。石神井公園駅前四季デンタルオフィスへご来院をお待ちしております。

 

 

 

 

 

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