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医療コラム

歯周病で歯を、どんどん抜くことになってしまった入れ歯希望の患者様の当院の治療症例|石神井公園駅前四季デンタルオフィス|石神井公園駅徒歩1分の歯科

歯周病で歯を、どんどん抜くことになってしまった入れ歯希望の患者様の当院の治療症例

こんにちは。院長の中村です。

今回は、歯周病で歯を、どんどん抜くことになってしまった入れ歯患者様の当院の治療症例です。

 

どの患者様にとっても、総入れ歯(総義歯)になることは、できるだけ先に延ばしたいものでしょう。年齢問わず、特に若い患者様ほどその思いは強いものだと思います。

当院にいらした患者様の治療例です。

きっかけは、10年前から歯周病がひどくなって歯を3本抜いた時から、他のある歯科医院で部分入れ歯を作り使うようになりました。しかし、その歯科医院では歯を残すことに積極的ではなく、バネをかけている歯を2本、3本次々と抜くことになってしまいました。今あるのは、上に2本、下顎に4本あるだけです。先日、ついに、もう後は、総入れ歯しかないと、言われましたが、50代で、上下とも総入れ歯になるのかと思うと、泣きたくなり良い歯科医院を探していました。知り合いから、石神井公園駅前四季デンタルオフィスで上下の噛みごこちぴったりの総入れ歯を作ってからは何でも食べれるようになったというお話を聞いて、絶対ここで作ろうと受診を決意しました。

 

患者様の残っている歯は少ないのですが、1本でも抜きたくないということが強いご希望でした。

 

このような場合、入れ歯(義歯)の設計が残っている歯に負担をかけてしまい、1本1本と歯が弱っていってしまうこと、歯周病の治療が不十分で支える骨がなくなってしまうことに注意しながら診療を行います。患者様には毎日のお手入れの方法を身に付けていただき協力していきながら予防に努めていきます。

患者様のご希望は部分入れ歯。

他院では、インプラントしかないとかなと言われたようでした。ただ患者様はインプラントにはしたくなく、あくまでも入れ歯希望でした。

 

入れ歯を作ってはバネで歯が弱くなり、また新しい入れ歯を作り、とずっと歯の治療の繰り返し、そのたびに歯が少なくなってしまいました。もうこんな思いはしたくありません。これ以上、1本も歯を失いたくないし、長く使える良い入れ歯を作りたいと言う思いが、強くなりました。とにかく、他院での治療を終わりにしたい。それが私の切実な願いなのです。と

もう歯を失いたくない、長く使える入れ歯を希望と。

 

治療経過

上の歯はほとんどないため磁石を使い、残った歯とで入れ歯を維持します。残っている歯が少ないため、上と下の噛む位置が決まらないすれ違い咬合のため採得(咬む位置を記録)を決めていくのが難しい症例となります。ここからが、補綴科の腕の見せ所となります。

 

どの患者様にとっても、総入れ歯(総義歯)になることは、できるだけ先に延ばしたいものでしょうし、特に年齢の若い患者様ほどその思いは強いものです。この患者様の残っている歯は少なく、1本でも抜きたくないということが強いご希望でしたので、

このような場合には、入れ歯(義歯)の設計が残っている歯に負担をかけてしまい、1本1本と歯が弱っていってしまうこと、歯周病の治療が不十分で支える骨がなくなってしまうこと注意しながら診療を進めなければなりませんでした。

治療後の状態

上顎はマグネット(磁石)を使って、残った歯の保存と、入れ歯の安定を図っていきます。下顎は、残っている歯で部分入れ歯。さらに、将来的に下顎の歯を失うことになっても、修理がでるような形に設計をしておきました。この入れ歯を作ってからも定期的な検診と患者様ご自身のお手入れがきちんとなされていて、入れ歯も残った歯も健康な状態です。

 

患者様は毎日のお手入れにもよく協力してくださり、現在の入れ歯装着後も歯を抜くことがなく健康に過ごされるようメンテナンスと予防管理をしていきます。

 

入れ歯でお悩みの方は、石神井公園駅前四季デンタルオフィスへ。

 

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