トータル的に判断して 一番輝ける白い歯にって?
- 2022年11月20日
- 歯科
こんにちは。院長の中村です。
トータル的に判断して
一番輝ける歯を!
その歯がお口に入った時に違和感がなく、全体との色合い・形が調和して初めて「口元の美」を獲得することができます。白い歯を作ればいいというものではありません。患者さまには「『最近きれいになったね!何かした?』とは言われるけど、歯を治したって誰も気づいてくれないんですよ~」なんてよく言われますが、それは私たちにとっては最高のほめ言葉。あなたにぴったりの歯は、馴染んでしまって目立たないからです。当院では、患者さまの「お顔立ち」「お立場」「性格」などのパーソナリティーをトータル的に判断し、患者さまを最高に輝かせる口元を提供いたします。
保険診療でも、
なるべく「白い歯」で美しく!
虫歯を治す時は白くきれいに治したい。だけどお金が…と心配になりますよね。保険診療でも、白く治す方法はあるのです。日本では一般的に銀歯の治療がなされていますが、世界ではそれは当たり前ではありません。銀歯はイオン化して体内に蓄積され、アレルギーを引き起こすことさえあるのです。当院では、保険診療でも可能な限り白い歯を第一選択とし、削る量を最小限にして2回目の虫歯にならないように治すことを目指しています。
銀歯・詰め物がとれた
銀歯(インレー)の平均使用年数は5.4年という報告があります。これは、平均5.4年で銀歯の下で虫歯になったり、脱離したりしていることを意味します。保険で使用される多くのセメントが、過酷なお口の中の環境で劣化して溶け出してしまうからです。あとは、噛み合わせの異常により、過重負担がかかり脱離する場合もあります。原因をしっかりと理解し、次回の治療方法の選択を一緒に考えていきましょう。
金属性の詰め物や被せ物は、口の中に溶け出して体内に取り込まれてしまいます。金属アレルギーの方が、口の中の金属を全て外すと治ることがあるのはこのため。味覚も変わり、溶けだした金属が歯肉に浸透して黒ずみ(メタルタトゥー)が沈着することもあります。
当院では、保険適用治療においてもできるだけ金属を入れないよう配慮しています。
○材質で、虫歯になりにくいのは、やはり自由診療のダイレクトボンディングやジルコニアセラミックがオススメです。
●ダイレクトボンディング(ナノハイブリッドレジン修復)とは、
保険診療のコンポジットレジン充填治療よりもはるかに審美性が向上し、変色しにくい治療が可能となります。
治療後はこれまでの歯よりも美しく
当院では患者さまの「口元の美」を考慮し、できるだけ銀歯を使わず白い素材を利用した治療を行っています。
●コンポジットレジン充填法(保険診療)とは
保険適用の白い素材。歯を削る量も少なく、当日のうちに治療が完了します。当院では、保険適用でもクオリティの高い処置を行なっております。
一見白くきれいに治ったように見えますが、やはり自由診療の白い歯と比較すると雲泥の差があります。一番大きな差は、ばい菌の付きやすさ。コンポジットレジンはプラスチックなので、多孔質で表面が荒いのです。従いまして、プラークが付きやすく、二回目の虫歯のリスクは上がりますので、より一層のオーラルケアが必要となります。
治療期間:1日
●自由診療の白く美しい詰めものであるダイレクトボンディング(ナノハイブリッドレジン修復)-虫歯の大きさな小さい方にオススメです。
保険適用のレジン(プラスチック)と比べはるかに、審美性に優れ変色しにくいこと、歯を削らずに1日で終わることなどが特徴の治療方法です。
治療期間:1日
●自由診療のジルコニアセラミック治療法-神経を抜いた歯や虫歯の大きさが大きいとき
保険適用外の「ダイレクトボンディング」や「ジルコニアセラミック治療」は「コンポジットレジン充填法」よりも審美性が高く、衛生的で長持ちします。
コストを抑えたいけど、
見た目もあきらめたくない!と言う方にも対応しております。
銀歯が3本、4本あったとき、全部セラミックで治したいけど高いなぁ…ということありますよね。当院では、コストを抑えるために治療法を組み合わせる提案もしています。
部位と虫歯のサイズにより、保険と組み合わせることで少しでも費用を抑えることが可能です。当院では、保険適用の治療も自由診療に見劣りしないようきれいに治療いたします。
※保険適応にならない場合がございます。必ずしもご希望に添えるとは限りませんので、まずは初診にて拝見させて下さい。※経年的に保険診療のコンポジットレジン充填は着色してきます。
「ジルコニアセラミック」と「コンポジットレジン」は何が違うの?
「レジン」と「ジルコニアセラミック」、見た目はどちらもきれいですが、プラークの付きやすさや舌触りは大きく異なります。プラークチェックをすると、プラークが付着するのは自分の歯と「レジン」部分のみで、「ジルコニアセラミック」部分には付着しにくいです。ケアに自信がない方は、「ジルコニアセラミック」で全て治療することをおすすめします。
歯は舌触りが全てツルツルになり、口腔衛生状態も大変良くなります。
長く使えるように!
ジルコニアセラミック治療をしてキレイな歯が入ったのに、数年で歯茎から膿が出て歯がぐらぐら…なんて悲しいですよね。当院では、私たちが治した歯が1日でも長く患者さまの口の中で機能するように、歯周病治療と根管治療を徹底的に行った上で治療に着手していますので、ご安心下さい。
歯科における自由診療と保険診療の違いは、見た目や材質の違いだと考える患者さまも多いですが、こういった予防的観点からも、大きく違いがみられます。
私たち歯科医療に携わるものとしては、この予防的観点は特に重要視していて、自由診療を勧める理由の1つになっています。
治療後の虫歯や歯周病のリスクを避け、歯の健康を維持するという理由でも、自由診療を選ぶ選択が生まれます。
溶けにくい接着剤
歯と被せ物を付着させるには、接着剤を用います。一般的に使用されている保険適用内の接着剤は唾液によって溶けてしまうことがあり、溶けてしまうと当然被せ物が取れてしまいます。
外れることはレアケースですが、浮いてしまうといったことは良くあり、その部分に細菌が入り、虫歯や歯周病を引き起こす可能性もあります。
自由診療では、唾液に溶けにくい接着剤を使用し、より強力に歯に被せ物を取り付けることができます。
自由診療で選べる材質と比べ、銀歯はその材質や作る工程の問題によって、歯との適合性が良くありません。歯と銀歯の間に隙間が生じてしまうことも十分に考えられます。
できてしまった隙間には汚れが溜まり、細菌が増える原因となります。
こうなると、虫歯の再発や歯周病を引き起こす可能性が高まり、歯の健康を維持するのが難しくなってしまいます。
2次的な虫歯の場合は、再度歯を削って治療を行うため、歯の寿命をより縮めてしまうことになります。長期的、予防的に見ると、銀歯はおすすめできないのです。
自由診療によって型どりをした歯に適合する詰め物や被せ物は、2次的な虫歯になりにくいので、結果的に歯の寿命を延ばすことに繋がります。
そのため、当院ではメタルフリー治療をおすすめしています。
メタルフリー治療とは、保険適用内の金属を使用するのではなく、自由診療で選べるジルコニアセラミックを使用して、白い歯を維持するものです。
見た目も綺麗で、尚且つ2次的な虫歯を予防することができます。